ドツボタパーン

世界の中心福井から、音楽とか、色々、面白い事をつまらなく書いています。

佐渡島康平さんと佐藤秀峰さん

新世代トップランナーの戦いかた 僕たちはこうして仕事を面白くする

コルクの船は世界へ漕ぎだす——佐渡島庸平インタビュー / 古賀史健

 

佐渡島さんの信念はすばらしい。私自身も漫画が好きで、もう数年すれば30になる今でも漫画を読んで目頭を熱くしたりする。最近は「ボールルームへようこそ」が気になって仕方ない。どうせ我慢しきれず買い始めるだろう。漫画はたかだか数百円で色々考えさせられたり、心をどうしようもなく揺さぶられたりする。ちょっと安すぎやしないかとも思う。

 

んで佐藤秀峰さんの文章とかを読んでると、やっぱり安すぎた。この値段だからこそこんなに進化したんだとも言えるけど、その安さの歪みはやっぱりクリエイターに直に打撃を与えていた。もちろん一冊の値段を上げれば解決する問題ではないし、佐渡島さんみたいな新しい立ち位置を作る人は素晴らしいと思うし、クリエイター自信だけでなく周りも立ち上がらねば漫画家になりたい人なんていなくなってしまう。それは悲し過ぎる。

 

ただ佐藤秀峰さんのツイートとか見てる側からすると、マージンが発生する分エージェントは「面白い漫画を世に出す」だけでなく、さまざまな利益を創出する必要があり、そんな凄いこと再々できるものなのだろうか、果たして漫画家の未来は何処に、と心配してしまう。コルクの人間全員が佐渡島さんのクローンだったら可能かもしれないけど。会社を設立する、という意味でのエキスパートはコルクにいらっしゃるのだろうか。一般人が勝手に心配してるだけだけれども。

 

会社をつくってそれを存続させる為には、業務をシステム化する事とそのシステムを打ち壊して新しいシステムを構築するという、相反する作用のバランスが肝だと聴いた事がある。長い間同じ流れで動いていた業界のシステムを、佐渡島さんや佐藤秀峰さんのような人が今壊しにかかってる。これからの不安で流動的な環境の中でも、漫画家みなさんに今までの様に素晴らしい漫画を書き続けてもらいたい。

 

こんな事を考えていると、他の漫画が読みたいからって古本屋にぽいぽい漫画を売るのも考えものだなあと、考え過ぎてしまう。結局私の好きな漫画も私の好きな音楽も、結局は娯楽だ。ちょっと今月は無駄遣いし過ぎたなあと思えば、好きなアーティストの新曲をダウンロードするために漫画を売ってしまうし、娯楽の範囲を超えて、生活費を削ってまで娯楽を買う事はできない。でも売った漫画は確実に少しづつ、その漫画家の売り上げを減らしている。そんな簡単な足し算引き算で世界は回っていないけれど。

 

佐渡島さんと佐藤さんの対談とかあったら読んでみたいなあ。

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